2017年04月04日
看護師のバーンアウトが起こったときの対策
看護師は、毎日忙しく働くことになるため、精神的な状態にも気を使わないといけません。特に、バーンアウトに陥りやすくなっているので、仕事の仕方や生活の送り方に気を付けてみるとよいでしょう。交代勤務で仕事をこなしていると、看護師としてのやりがいを感じることができます。
精いっぱい患者さんのために働くことで、医療関係者としての役割を果たしていると感じることができるでしょう。また、交代勤務だと、給与面でも恵まれているため、生活を送りやすくなっています。ただ、頑張りすぎてしまったために燃え尽きてしまった人は、勤務時間を変えてみる工夫を行ってみるとよいかもしれません。
交代勤務で働いていた人は、日勤を選ぶことで、精神的に余裕を持ちながら働いていくことができます。日勤の場合、生活リズムも安定してくるため、ストレスを感じることなく勤務していくことが可能です。心に余裕がなくなってしまった人でも働きやすくなるでしょう。
また、忙しい環境の職場から、時間的余裕のある職場に転職することも一つの方法です。土日祝日に休みが取れないと、思ったように休んだり遊びに行くことができず、精神的に追い詰められてしまいます。その状態を防ぐためにも、土日に休みがとりやすい職場に転職を行ってみるとよいでしょう。
余裕を感じながら勤務していくことができる職場に移れば、バーンアウト状態でやる気がおきなかった人も、少しずつやる気を取り戻していくことができます。勤務時間や場所を変えてみることで、精神的な不調を改善することができますが、プライベートの過ごし方にも気を付けてみてください。まず、家に帰ってきた時には、趣味を楽しむことで、心を追い詰めてしまうことがなくなってきます。
無趣味だと、仕事ばかりに夢中になってしまうため、燃え尽きたり無力感を感じやすくなってしまいます。その点趣味を持っていれば、仕事と私生活のバランスが取れた生活を送ることができ、精神的な問題を感じることなく生活していくことができます。また、趣味以外にも十分な休息時間をとることにも気を付けてみてください。
仕事のペースを変えた後に、今まで緊張しっぱなしだった心を解きほぐす必要が出てきます。特に、十分な睡眠時間をとることで、脳の疲れを解消し精神的な問題を解決しやすくなってきます。転職を行っても、精神面の不調がなかなか改善されない時には、睡眠をとることに注目してみるとよいでしょう。