2017年09月22日
看護師の世界でも進んでいる男女平等
看護師は、女性だけの仕事ではなくなってきました。今では男性の姿も多く見かける職業になっています。男性が増えてきたのは最近のことですが、こうなった背景には一体どんな理由が隠されているのでしょうか。まず、普通にサラリーマンをしていてもあまり儲からなくなったという時代背景が隠されているのは確実でしょう。
今の時代は正社員になることが非常に難しいですから、それなら大学に行かずに専門学校に行って何かしらの資格を取得しようと考える人が多くなっています。数ある資格の中でも看護師は有望なものなので、ではこれを取得してみようと考える人が多いわけです。
儲かる仕事な割には、高い学力が必要でない点も魅力なのかもしれません。専門学校なら大した学力がなくても入学をすることはできますし、国家試験の合格率は9割を超えています。あまり賢くなくても真面目にやっているだけで合格はできてしまいます。
三年という長い時間はかかるにしても、なることは誰にでもできるはずです。勉強が苦手だという人の受け皿になっている点も見逃せないポイントでしょう。名称の変更があったことも影響しているのかもしれません。昔は看護婦と呼んでいたので、そのせいで男性が入り込みづらかったということは十分考えられます。
看護師と名称が変更されて、それが世間にも浸透をし始めています。今では看護婦と呼ぶ人はほとんどいないレベルですから、男性でも仕事をしていて恥ずかしくないわけです。ちょっとしたことではありますが、案外こうした理由が大きいのかもしれません。
映画やドラマの影響もゼロではないでしょう。男性ナースが活躍する作品も増えてきています。また、欧米の影響もゼロではないはずです。