2019年02月13日
看護師の仕事と再就職のあり方に関して
政府の推し進める働き方改革に関してですが、最も重要視されているのが定年後の再雇用問題だと言われています。かつては60〜63歳で定年を迎えるのが当たり前でしたが、近年は60代でも元気な方がたくさんいます。
その豊富な知識と経験を次の世代に伝えることが大切ですし、そうすることで上手く社会が形成されて行くのではないでしょうか。看護師の世界がまさにそうで、ベテランから若手にノウハウの全てを伝えることが求められます。
患者の受ける恩恵は大きくなりますし、医療の現場においても仕事がスムーズに行えるのではないでしょうか。再雇用のあり方は様々ですが、定年を迎えるとパート待遇を選択する方が多いと聞きます。フルタイムの勤務は心身に負担が大きいですし、一日に4〜5時間であれば負担を抑えることが出来ます。患者への接し方はもちろんですが、精神的な支えとしての影響ははかり知れません。医療機関によっては終末期の患者が多く居る場合もありますし、命と向き合うことの大切さを教えてくれるのではないでしょうか。再雇用希望者向けの説明会も増えていますし、多くの参加者で賑わいを見せています。日本の医療が大きく変わるきっかけになります。