2022年07月25日
患者家族へ寄り添う気持ちを持った医療機関
高齢化社会で様々な病気を患う人が増えた上にコロナ禍感染者数が高止まりするなど、医療機関を取り巻く最近の状況は医療関係者の働き振りを見れば一目瞭然のようです。高齢のコロナ禍感染患者などは重症化しやすいといわれています。
このため、自宅療養していて十分な看護の目が行き届かないとあっという間に重篤になってしまうケースが多数発生しているようです。医療関係者が多忙状態で、入院施設が満床に近づいてくると一人暮らしの在宅患者は不安な心境になるそうです。
周囲に家族がいてくれれば病状を診てくれるわけでありませんが、医師などとの連絡調整や身の回りの世話を焼いてくれるだけでも大助かりのようです。医療機関でも多くの患者宅を一人で回る多忙な医師に代わって看護師が患者やその家族とのコミュニケーションを行うことが大切な役割になっているようです。
そこで、患者の家族が患者本人の容体を心配して看護師に尋ねると医師の指示や連絡が上手く取れて的確な回答をもらえるので一安心するわけです。この点で、医療関係者は本人だけでなく家族などとのコミュニケーションに慣れている人が多そうです。また、患者やその家族に寄り添う気持ちをしっかり持っていることが国民の医療機関への信頼感アップにつながっているといえます。重篤か、病状の安定しない患者は心理状態も不安定なことがあるので、看護師は大切な連絡事項などを家族に託すことを忘れないと言います。