2022年11月07日

患者に寄り添い、懸命に治療を続ける医療現場

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我が国は人口減少と高齢化が急速に進み続けていますが、人々が安心して暮らしていこうとしても激しくなる一方の気象変化や色々な感染症の流行などで健康維持が難しい時代です。それでも、人生100年時代の到来と言われるように平均寿命が伸びて、100歳以上の人口も益々増加しているわけです。

こうした生活環境を維持し、守っていく上で医療機関の果たす役割が重くなる一方に見えます。毎年、医師や看護師の国家試験合格者は医師が1万人程度、看護師が5万人程度も輩出されているのに診療科目の違いがあるにしても依然として充足感が出ていません。

難病などの原因解明や治療法の開発が進むにつれて診療科目が益々、専門化、細分化されているので医療専門職の必要数増加にはやむを得ない面があるようです。一方で、高齢者が人口の3割に近づくほどですから認知症患者も含めると患者数の増加も避けられなくなっています。

このように患者数が増加傾向でも医療現場では一人でも多くの患者の命を守ろうと必死に治療を行っています。従って、医療従事者がいくら増えても医療機関には不足感が出てこないようにみえます。中でも、専門化、細分化された診療科目ごとに経験を積んで小回りの利く専門職の不足感が激しくなっているようです。担当医師の指示の下で患者一人ずつとコミュニケーションしながら寄り添い、動き回る看護師の白衣姿が医療現場では医師と共に2頭立て馬車の牽引車だと言われています。

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