2023年04月14日
業務内容は現場によってどう違うのか
看護師が主に担当する業務は現場によって様々であり、求められる知識や技術も異なるため、自分の適性や能力を考慮しながら職場を探す必要があります。一般的に、救急外来や手術室、集中治療室といった機敏な処置をしなければならない現場においては、点滴や採血などの処置をスムーズに行える人や、体力だけでなく精神力が強い人が重宝される傾向があります。
一方で、症状が安定している患者が多い病棟や老人ホームなどの介護施設では、一日の勤務時間の中でハードな業務を担当する機会が少ないものの、看護ケアの質やコミュニケーションスキルが重視されることがあります。最近では、求職者の見学や相談に快く応じている医療機関や介護施設が多くあるため、自分にとって不安なく勤められるか判断するために、就活中に色々な職場を除いてみるのも良いでしょう。
また、看護業務に関する知識や技術が十分でない人は、新人研修の期間を長く設定しているところや、プリセプター制度などの少人数での指導が徹底しているところに就職をするのがおすすめです。どのような形で教育が行われているかは、実際に就職をしてみないと分からないこともありますが、採用試験までの間に複数の事業所の情報を集めることが重要です。